展示室 > 名称別 > イトマキケイソウ(Biddulphia あるいは Pleurosira)

川底の情景

沢 山の粒子やその凝集体、砂のカケラ、植物の破片などの間を忙しく動く生き物たち。バクテリアは凝集体の表面にも沢山ついているが自由に外も泳ぎ回ってい る。それを食べる大小の鞭毛虫は特に活発だが、他にも小さな珪藻が沢山いる。箱を沢山並べたようなイタケイソウの仲間もいる。川の底には、顕微鏡で眺める と、とても豊かな自然が広がっている。


月井雄二先生(法政大)のコメント
コメントでは「箱を沢山並べたようなイタケイソウ」とありますが,これはイタケイソウではなくイトマキケイソウ(Biddulphia,または,Pleurosira)です。

イタケイソウ(Diatoma)

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

イトマキケイソウ(Biddulphia,または,Pleurosira)

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

両端近くに筋が見えるものがありますが,これは細胞が死んで内部の葉緑体が消失すると よく見えるようになります。たとえば,以下のwebpageをご覧ください。

http://protist.i.hosei.ac.jp/PDB/Im.....

採取日:2009/07/02

採取場所:広瀬川A  Google Map

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